ゼロ・エミッション・レースの新シリーズ、開始

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ゼロ・エミッション・レースの新シリーズ、開始

パーティー島として有名なイビザで、ゼロ・エミッションGT向けの100パーセント電動で動く自動車が発表された。2017年から、ヨーロッパ及びアメリカの10のレース会場でこの電動GTが開催される。

イビザ市(スペイン)— 2016年10月6日には香港で電動フォーミュラが第3シーズンを迎えるが、完全な電動自動車によるツアーにも動きが出ていた。スペインの港町イビザで「電動GTシリーズ」が2017年用の車を発表した。イニシアチブをとったスペインのマーク・ゲンメルとスペインのオガスティン・パヤは、テスラモデルS P85+をベースとした車を紹介した。将来は10チームで各2レーサーずつで編成されるという。「地球を大切にすると言っても、レースの楽しみを諦めなくても大丈夫だということを示したいのです。」とゲンメルは語った。

この車の駆動装置とバッテリーは市場車と同じだが、416馬力で回転モーメントは600ニュートンメートルにもなっている。「もっと力の出る四輪駆動車もありますが、レースには後輪駆動車の方が向いているようです。」とテスト・ドライバーも務めるパヤが語った。「ものすごい加速力、そして重点が非常に低くなっていることなどから、このファミリーカーのリムジン車がレースにぴったりなのです。」レース車では、バンパー、冷却装置、ブレーキと制御装置がアップグレードされているが、重さは約500キロ軽くなっており、国際自動車連盟の規定に合うようにロールケージが組み込まれている。

記者会見でマネージャーのマーク・ゲンメルは、2017年にはヨーロッパで7レース、そしてアメリカで3レースが開催されると発表した。レースのフォーマットは特別で、30分ずつのレースが昼と夜の2回行われる。ゲンメルによると、チームを発表するところまでは来ていないが、すでに二人のレーサーは決まっている。アメリカ人のシュテファン・ウィルソンとイタリア人のヴィットリア・ピリアだという。

 

この写真はテスラモデルS P85+をベースとした電動GT用の世界で初めての電気だけで動くレース車で、2016927日のスペインの港町イビザで発表された。

マネージャーの二人、マーク・ガンメルとオーグスティン・パヤがこの416馬力の自動車を紹介した。

編集用には写真は無料。グリーン・ニュースのヨルグ・ミッター撮影。

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ゼロ・エミッション・レースの新シリーズ、開始
ゼロ・エミッション・レースの新シリーズ、開始
パーティー島として有名なイビザで、ゼロ・エミッションGT向けの100パーセント電動で動く自動車が発表された。2017年から、ヨーロッパ及びアメリカの10のレース会場でこの電動GTが開催される。